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【金銀編】最強伝説崩壊!?サトシとリザードンの別れを描いた第18話「リザードンのたに!またあうひまで!!」【アニメ】

サトシのリザードンは手持ちの中でも最強を誇る強さを持っています。

初代アニメの中では恐らくユウジのカイリューの次に強いポケモンでしょう。

でもアニメが金銀編に突入すると、サトシのリザードンは野生のリザードンにも勝てない最弱だったことを痛感させられる出来事に直面するんです。

そしてそんなリザードンにサトシはきつい言葉を投げかけて別れることを決意しました。

今回の記事ではサトシとリザードンの別れのエピソード「リザードンのたに!またあう日まで!!」を紹介します。

初代アニメでヒトカゲの頃から育てたリザードンとの別れは神回とも言われる感動回なので、記事を読んで是非内容を知っていてほしいと思います。

サトシとヒトカゲの出会い

サトシとヒトカゲは初代アニメの11話です。サトシたちが森の中を歩いていた時にヒトカゲはトレーナーに捨てられていました。サトシはヒトカゲを捕まえようとしましたが、ヒトカゲはトレーナーに捨てられたことに気づかず自分を捨てたトレーナーを待ち続けていたんです。サトシはその場を後にしますが、その日の夜に偶然にもヒトカゲを捨てたトレーナーを見かけました。話を盗み聞きすると、どうやらヒトカゲは弱いという理由で捨てたとのことです。外は大雨。サトシはヒトカゲのことが気になって土砂降りの中ヒトカゲの元に走り出しました。サトシがヒトカゲの元に到着すると、ヒトカゲは葉っぱを傘にしてなんとか雨をしのいでいましたがオニスズメに襲われていて尻尾の炎が消えかけていました。サトシはピカチュウを使ってオニスズメを追い払い、ヒトカゲをポケモンセンターに連れて行きました。なんとか一命を取り留めたヒトカゲですが、翌朝窓から逃走してしまいます。サトシはヒトカゲは自分たちの気持ちは通じてくれたと信じて次の街に向かいます。そして、しばらく歩いているとサトシたちはロケット団に襲われてしまいます。するとヒトカゲがサトシたちを助けにきてくれたんです。一件落着したかと思ったら、今度はヒトカゲの元トレーナーが目の前に現れます。元トレーナーはロケット団を倒して強くなったヒトカゲを見て、酷い言葉と同時にもう一度仲間にしてやると言いました。ヒトカゲは悲しいの表情を浮かべながらもボールを投げてきた元トレーナーに火を吐いて追い払い、サトシたちについていくと決断しました。ヒトカゲにとってサトシは命の恩人であり、初めて自分のことを大事にしてくれる温かみのあるトレーナーだったんです。

リザードへの進化後に訪れた反抗期

サトシのヒトカゲは初代アニメの第43話で進化しました。とある事件を解決するためにリザードはナッシーの大群を倒すことになるのですが、その時に莫大な経験値が入って進化レベルまで到達したんです。サトシはヒトカゲが進化して大喜びしますが、サトシが抱きついた瞬間リザードはサトシの方に向かって炎を吐いたんです。この時はたまたまだと思いましたが、進化した次の回からリザードは全く言うことを聞かなくなって手がつけられなくなってしまいました。こうなってしまった原因はリザードのレベルが上がり過ぎて、サトシのトレーナーレベルでは扱えなくなってしまったのが原因だったんです。ヒトカゲだった時はしっかり者で常識はある方でしたが、まさかリザードになってここまで変わるとは個人的に少しショックでしたね。

リザードンへの進化後も続く反抗期

サトシのリザードは初代アニメの第46話で進化します。きっかけは深い眠りから覚めた古代のポケモンプテラに馬鹿にされたことが要因です。サトシたちはポケモンの化石が見つかったということをシゲルから聞きつけて、化石掘りに向かいました。しかしその時にロケット団の襲撃にあって隠れていた空洞に落ちてしまったんです。そこで現れたのはカブトプスやオムスターなどの大昔に眠りについたポケモン。そのポケモンたちはロケット団が使った爆弾のせいで深い眠りから目が覚めていました。そして地下の空洞のさらに奥から飛び出してきたのがかせきポケモンのプテラ。その場に出ていたサトシのリザードはプテラに吹っ飛ばされて岩に叩きつけられて気絶してしまいました。プテラはサトシを捕まえて地下の空洞から外に飛び出しますが、その時にリザードも尻尾に捕まって一緒に飛び出すことができました。地上に出てからはプテラは高いところからリザードに向かってあっかんべーと馬鹿に。するとリザードンは怒り出していきなりリザードンに進化したんです。その後リザードンになったから何か心境に変化が訪れたかと思ったら、性格はそのままで強くなっただけでした。

リザードンのせいでセキエイ大会5回戦は敗退

サトシはポケモンリーグセキエイ大会に出場して、5回戦まで駒を進めます。相手はヒロシのピカチュウでお互い最後の1匹。絶対に負けてはいけない状況で、リザードンは寝転がってあくびをし始めました。結局この行為が戦意喪失とみなされてサトシの負けが確定。リザードンが言うことを聞いてくれない怒りと、自分がリザードンを扱えない悔しさが込み上げてイライラしてしまい試合翌日カスミと喧嘩をしてしまったのです。

ついにリザードンが心を開いた!?

結論から先に述べますが、リザードンはサトシの言うことを聞くようになります。そのきっかけとなったのが第107話のヒデのニョロボンからの敗戦。リザードンはサトシの言うことを聞かずに自分本位の行動をした結果、れいとうビームで全身を凍らされて負けてしまいました。氷は溶けましたが冷たくなったリザードンの体をサトシは一晩中手でマッサージして温めました。サトシは手が真っ赤になってもマッサージを続け、その姿をリザードンはじっと眺めています。一度気絶してしまうリザードンでしたが、目を覚ましてからサトシにかけられた言葉に何かを考え始めました。そのサトシがかけた言葉というのが以下の通り。

サトシ「リザードン…俺さ….まだまだレベル低いかもしれない。お前弱いポケモンて相手にしないだろ?きっと、俺もレベル低いトレーナーだから相手にしてもらえなかったんだろうなってさ。でもさ、いつかお前と一緒に戦うの夢なんだぜ。お前と一緒に戦って、そして絶対に勝つんだ!」

そして翌朝、完全復活したリザードンがサトシに微笑みかけたと同時に、リザードンとサトシの心が通じ合った瞬間になります。

リザードンとの新たなる旅立ち

オレンジリーグを目指すサトシにとって、リザードンが言うことを聞くようになったのは大きな戦力アップになります。これまでまともに戦った勝率は100%の最強のポケモンなので、これほど心強い見方はいません。そしてその期待はしっかりと結果にも現れました。オレンジリーグ参加資格に王手をかけたリュウチンジム戦でピカチュウとタッグを組んで勝利、そしてオレンジリーグヘッドリーダーのユウジ戦ではエレブーを倒しつつカイリューの体力も大幅に減らすという大仕事をやってのけます。最終的にサトシはオレンジリーグを制覇しますが、リザードンの活躍なくして勝利はなかったはずです。初めて言うことを聞くようなってから挑んだ大舞台は、セキエイリーグの失態を取り戻す最高のバトルを見せてくれましたね。

最強伝説崩壊!?自分の実力を知る

金銀編に突入して、ある日サトシたちはリザフィックバレーという場所に訪れました。そこは野生のリザードンが人間の力を借りずに強くなって、その強さをより高めるために互いに競い合っている場所でした。そのことを聞いたサトシは、自分のリザードンはここのリザードンよりも強いと言い張ってその力を見せつけようとしました。その腕試しの結果、リザードンはリザフィックバレーで一番おとなしいとされるリザードンにすら勝てなかったのです。さらにはジークというトレーナーのバトルが苦手なリザードン♀に投げ飛ばされて海の中に投げ飛ばされてしまいます。リザードンはあまりにも悔しくて、海の中で岩にしがみついて涙を流しているように見えました。そして一晩中海の中に浸かって井の中の蛙だった自分の力を見つめるのでした…。

ロケット団も応援してしまうリザードンの姿

上記に記載した通り、サトシのリザードンはリザードン界でも最弱レベルだったことが判明しました。リザードンがプライドを傷つけられて悔し泣きしている姿をロケット団のムサシ、コジロウ 、ニャースは岩陰から眺めていて心に深い感銘を受けたんです。そこからはリザードンが一晩中海に浸かって頭を冷やしている時に、リザードンが寝そうになっても石を投げて助けたり、リザードンが締め出された門を破壊しようとしてくれました。その時のロケット団が非常にカッコよかったので以下にセリフを紹介します。

(ロケット団が巨大ロボットに乗ってリザフィックバレーの門に向かってくる)

ムサシ「朝だ元気ださあ行くぞ!」

コジロウ 「リザードン1匹無理だとしても」

ニャース「あそこは破壊できるかも」

ムサシ「強くなりたいリザードン。その男心に」

コジロウ 「男か女か知らないけれど」

ニャース「ともかく惚れたにゃロケット団!」

ムサシ「惚れた相手に正義も悪も」

コジロウ 「なんだかんだもありゃしない」

(巨大ロボットで門にたいあたりして破壊しようとする)

サトシ「何?」

タケシ「なんだ?」

ニャース「答える暇などにゃーい!」

ムサシ「こうすりゃ…リザードン….池から出る」

(リザードンが池から飛び出してくる)

コジロウ 「あらまその通り」

ムサシ「でもって我らの前に立ちふさがり」

(ロケット団が乗った巨大ロボットの前にリザードンが立ち塞がる)

コジロウ 「ホントにホントにその通り」

ムサシ「でもってみんなを守るため」

(リザードンが巨大ロボットに向かってかえんほうしゃを放つ)

ムサシ「予定通り」

ニャース「予定通りにゃ」

コジロウ 「これであいつの男が立つなぁ…」

ニャース「強くなるんにゃリザードン」

コジロウ 「誰にも言わぬがいい感じ」

ムサシ「だけど我々ロケット団」

ムサシ&コジロウ&ニャース「やっぱりきっぱり」

(ロボットが爆発する)

ムサシ&コジロウ&ニャース「やなか〜んじ〜」(三人ともスッキリした笑顔でふっとばされていく)

弱いリザードンはいらない。サトシとの別れ…

ロケット団を撃退した後にサトシのリザードンは、リザフィックバレーのリザードンたちとリザードン使いのジークに認められて仲間になりたければどうぞと声をかけられます。そしてサトシはリザードンに「どうする?」と問います。リザードンはすぐには答えませんでしたが、サトシは「お前なんかもういらない。弱いリザードンなんていらない。」と突き放します。そして「お前の行き先はあっちだ」と言ってリザードンと別れることを決意しました。サトシはリザードンの強くなりたいという気持ちを汲み取り、リザードンはサトシの言葉の裏側にある愛情を汲み取ってリザフィックバレーに残り最強を目指す。互いに必ずまた会う日がくることを信じて、サトシとリザードンは別れたんですね。

サトシとリザードンの別れのシーン

ジーク「仲間になりたければどうぞ。」

サトシ「ちょっと待った!あいつらをやっつけたから言ってるの?」

ジーク「あんなの問題じゃないわ。」

サトシ「じゃあ何故?」

ジーク「何よりその子がやる気だから。ね、みんな?」

(リザフィックバレーのリザードンたちが吠え始める)

サトシ「リザードン。どうする?」

(見つめ会うリザードンとサトシ)

サトシ「俺としては…お前なんかもういらない。」

カスミ「サトシ!」

サトシ「弱いリザードンなんて…いらない。」

(サトシのリザードンは少し戸惑いの表情を見せる)

サトシ「さあ行けよ!リザードンお前の行き先はこっちじゃない。あっちだ。」

(リザードンはサトシの思いを察するように頷く)

サトシ「リザードン。強くなれよ…。」

(サトシはうつむいて泣きながら走り出す)

サトシ「リザードン…。俺のリザードン….。世界一強くなったらまた会おうな。」

(リザードンは最強になることを決意するかのように真上に向かってかえんほうしゃを放った)

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まとめ

以上が第18話「リザードンのたに!またあうひまで!!」の内容になります。

サトシのリザードンは言うことを聞かない時代から、同タイプである炎ポケモンに異常なほど対抗心を燃やしていました。そして、ずっと勝ち続けてきたので強さに関しては絶対なる自身を持っていたと思います。

そんなリザードンが初めて同タイプに負けたこの経験は、リザードンが強くなるために必要なことだったと思います。

この先リザードンは戻ってくるのか?戻ってきたとしたらリザードンはどんな成長を見せてくれるのか?

サトシとリザードンが再開することを願って、二人の成長を見守って行きましょう。

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