ポケモンの中で唯一人の言葉を話せるロケット団のニャース。
あなたは何故ニャースが話せるようになったのかわかりますか?
ニャースは最初から人間の言葉を話せた訳ではありません。ましてや、二足歩行もできませんでした。
ニャースが現在の姿になったのは、悲しい過去と一つの大きな出会いが関係しているんです。
今回の記事では、ニャースの過去を明かしたストーリーである第72話「ニャースのあいうえお」の内容を紹介します。
この記事を読めばロケット団のニャースに対する見方が変わるので、是非最後まで読んで頂ければと思います。
ニャースの生まれた町は?
ロケット団のニャースの生まれた町は不明です。ただし、とある事情で映画の都花のホリウッドに移動してそこで育ちます。ニャースは赤ちゃんの頃カゴの中に1匹で捨てられていました。満月の夜に鉄棒の側に置かれたカゴの中で1匹でニャーニャー鳴いている描写には凄く胸が痛くなりました。
親や兄弟は?
上記に記述の通り、ニャースは1匹で捨てられていたため親と兄弟はいません。むしろ身内どころか名前も家も何もかもありませんでした。正確には身内はいたのかもしれませんが、いかんせんニャースが捨てられた理由が明かされていないのでそこのところは不明になっています。
ニャースの子供の頃の生活
ニャースはいつもお腹をすかせていました。あまりの空腹に野球のボールがおいしいおむすびに見えて食べようとしたところを捕まって、いたずらニャースだと思われて木に吊るすお仕置きを受けたこともあります。誰かに捨てられて、食べるものがなくて必死に生きるために町を彷徨う人生を送ってきたら、自然とロケット団に適した性格になるのもわかりますね。
ニャースが育った町は?
ニャースが育った町はホリウッドという町です。そこは映画の都で、生まれた町とは違い華やかなお店がたくさんあります。では、何故ニャースはボリウッドに映ることになったのか?それは気に吊るされている時に目の前で上映されていた映画に理由があります。
先ほども言ったようにニャースはいつもお腹が空いていました。そんな中木に吊るされてる時に上映された映画の中には、アイスクリームやフライドチキンといっためちゃくちゃおいしそうな食べ物が映っていたんです。それを見た瞬間ニャースは若者が目指すホリウッドに行って、アイスクリームとフライドチキンを必ず食べると決心して、トラックに飛び乗ってホリウッドに到着したんです。
ニャースのホリウッドでの生活
ニャースはホリウッドに到着したのはいいですが、簡単にアイスクリームやフライドチキンを食べられませんでした。店に盗みに入っては失敗ばかり…。このままずっと望みの食べ物はたべられないのか?そんな不安がよぎる中、ニャースは1匹のペルシアンが率いる群れに出会います。ニャースはその群れに入ることになり、盗みが成功するようになってアイスクリームやフライドチキンどころか、クレープや焼うどんも食べることができたんです。生きるために仕方がなかったとはいえ、ニャースが悪の道に進み出したのはこの頃からのように思えます。
ニャースが話せるようになったきっかけの出会い
ニャースは盗みの途中に特殊な育てられ方をした「マドンニャ」という1匹のニャースに出会います。そのニャースはとても可愛らしい見た目をしており、トレーナーはマドンニャのことを常に美しく飾ってくれていました。ニャースはアピールするも大失敗。そんなニャースにマドンニャは「ご主人様のように私を綺麗に飾ってくれる?無理よね。ご主人様は人間。私の愛が欲しいなら人間になれる?それも大金持ちの。無理よね。」という言葉を残してトレーナーに連れられてその場を後にしてしまいます。この瞬間ニャースは泣きながら人間になることを決意しました。
ニャースが始めた人間になる努力
ニャースはマドンニャにフラれた日から人間になる努力を始めました。参考にしたのはバレー教室。ニャースは屋根裏に忍び込んで穴の中からレッスンを覗き込み、見よう見まねで真似をして人間の動きを覚えようとしました。二足歩行できるようになってからは、今度は言葉の練習。またもや屋根裏から人間が行っていた発声練習を真似して練習します。それだけでは飽き足らず、どこからか手に入れた絵本も使って一年間死ぬ気で努力をしました。その結果、ニャースは人間の言葉が話せて二足歩行できるニャースとして完成したんです。
マドンニャに再アタック
人間に近づいたニャースはマドンニャに再アタックします。ピンクの花束を持って、いざ告白!しかしマドンニャの答えはNo。更には「あなたのどこが人間?あなたは薄汚れた小判しかないニャース。第一立って歩く人間の言葉を話すニャースなんて、気持ち悪いだけ。」と言われる始末。これにショックを受けたニャースは「人間を凌ぐ悪になって腕ずくでもマドンニャちゃんを自分のものにしてみせるにゃ!」と決意して涙ながらにホリウッドを立ち去りました。
数年後ホリウッドを訪れたニャース
ニャースはロケット団に入ってムサシとコジロウと共に行動するようになってから、もう一度ホリウッドを訪れることになります。久しぶりに訪れたホリウッドはすっかり変わり果て、町並みはボロボロになって昔の華やかだった面影はすっかりありません。そしてそんな町でニャースは一つの真実を知ることになります。なんとかつて恋をしたマドンニャがご主人に捨てられていたんです。更にはかつて自分が所属したペルシアンに、仲間に戻らない?じゃあこいつがどうなってもいいのか?と人質にとられてしまいます。ニャースはマドンニャのことを助けるためにペルシアンと一対一の決闘をすることになりました。
決闘の末…
ニャースとペルシアンの決闘は夕日が映える建物の屋上で行われます。互いに睨みを効かせて緊迫の空気が続きますが、ついに2匹とも動き出し勝負は一瞬にしてつきます。結果はニャースの勝利。ニャースはペルシアンを倒してマドンニャを助け出すことに成功!かに思えたが…なんとマドンニャは「私はペルシアンと長く暮らし過ぎた。もう元の暮らしに戻れない。」と言い放ちます。そしてニャースにとどめの一言。「やっぱり人間の言葉を話すニャースなんて気持ち悪い」と。ニャースはあまりのショックに倒れこんでしまいました。
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まとめ
以上がロケット団のニャースが人間の言葉が話せるようになった理由になります。
ニャースは捨て子で、マドンニャに恋をしたから話せるようになったんですね。
好きな女性のために必死に努力をして全てを懸けたその姿は、本当にカッコよかったですし心に響くものがありました。
結局マドンナの心を掴むことはできませんでしたが、たくさんの視聴者の心を掴んでロケット団のニャースのファンは増えたと思います。
あなたも是非今となっては想像がつかない苦労人のニャースの過去を動画見てみてください。